
熊谷行子 新作展
近年創作した作品の展示ですが体育館が狭く感じるほどの迫力です
〔色彩の棲み家から
自分が初めて見た熊谷行子氏の作品はとても大きいもので、自分がまるでその中に入っていくような錯覚を持たせた
泥と藁の作品

女性性、生命力、提喩、希望、名誉のための乱闘、ユーモア、太古等様々な物について感じさせ
抽象の作品であるにも関わらず、その語る語彙の多さに驚き、とても気に入ってしまった。そのことを熊谷行子氏に伝えると氏はただほくそ笑んだ
普段の独特でユニークなキャラクターで人を魅了する熊谷行子氏は、本当は決して社交が得意な訳ではなく
毎朝の同じ時間の静謐な光の中で作品に向かう
(寡黙)の方が本来の熊谷行子氏であり彼女の時間である
アトリエを訪ねる時 「ここから先ははいらないで」とか 「そっちは見ないように」と厳しく釘をさされる
画家は一般に未完成の作品は見せたくないのは当然だが
熊谷行子氏はまるで飼育が禁忌とされている生き物を匿まっているかのように話した
色彩達は彼女と対話するのを求めているようだったし、彼女もとても真摯に応じていた
