岩間氏の14枚連作を紹介します。
今日は1枚目。
「崩壊する塔」、「堕天使」、「黒い太陽」など、原爆を題材にした大作11点は、あーとびるの中でも特異な存在です。青年初期に生家松山からきのこ雲を目撃した岸浩が「人間の英知の極まりが人間を殺戮する理不尽」と向き合ってきた原爆シリーズです。
19日から紹介を始めた岩間正男氏はこのたびの地震・津波で甚大な被害を被った大槌の生まれです。
原爆も地震・津波も破壊は一瞬でした。
技術の粋を集めた工作物も生きものも一瞬で無に帰しました。
「いのち」の根源を問い続けたふたりの作品があーとびるで出会ったことの
絆の不思議を思いながら[DA-DASKO-DA]を紹介していきます。
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