あーとびる麦生の中ホールに印象的な青い絵が三枚あります。
その作者が今日の講師、宮本義満さんです。
葛飾北斎の富嶽三十六景(といっても追加出版加え、全部で46図)が展示されている部屋で行われました。
北斎の絵に対する旺盛な筆力、絵以外のことには全く無頓着な性格
生涯三万点以上描いているのに、いつも貧乏。
ずばぬけた動体視力の高さ、等々…う〜ん、おもしろい!
当時、浮世絵がどのように作られていたか、幕府のかかわり方、広重との比較もでてきました。
また、ピカソとの共通点、相違点なども興味深い内容でした。
更に話はラファエロ、ダ・ヴィンチ、モーツァルト、宮沢賢治、美空ひばり、と広がっていき
宮本先生の話のおもしろさに、時間はあっという間に過ぎてしまいました。
北斎が90歳近くなり、人生最後に「あと5年生きられたらもっとましな絵が描けただろう…」と。
その飽くなき向上心って、すご過ぎます(*_*)
宮本先生、本当にありがとうございました。
絵手紙グループのみなさん、またいらしてくださいね。
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